ytbilly3636’s 研究備忘録

機械学習,Python,ガンダムなど

学会に参加したときに必ずやること

こんにちは.

先週,学会で研究の発表をしてきました.
一人で見知らぬ地への参加は少し不安がありましたが,
日本語の発表かつそれなりに見知った方もいらっしゃったので,
緊張することなく無難に発表を終えることができました.

さてタイトルに書きましたように,
今回は私が「学会に参加したときに必ずやること」
についてお話したいと思います.

実を言うと,今回の内容の一部はとある先生の受け売りです.
その先生に教わって以来,学会参加の度に試してきましたが,
これがなかなかいい感じなのでご紹介したいと思います.

1.発表練習は数十回する

発表前には練習をして制限時間内に話せるようにしておくのは当たり前です.
しかし,数回しか練習をしないという方もいらっしゃるのではないでしょうか.
発表練習がどれくらい必要かというのは人それぞれだとは思いますが,
たった数回の練習で十分なパフォーマンスを発揮できる人は極稀かと思います.

私の場合,通し練習を20回以上は行います.
ある先生曰く40回は必要らしいです.

回数を重ねていくと徐々に余裕が生まれてきます.
初期段階では詰まらずに話せるようになり話すスピードが上がります.
次の段階では話す内容やスライドを覚えてくるのでカンペに頼らなくなります.
カンペに頼らなくなれば聴衆を意識しながら話せるようになります.
……

といったように発表がうまくなっていきます.
私は聴衆の反応を見ながら話し方を変える余裕が生まれるまで練習します.

また,手元にストップウォッチを置きながら練習すると,
自分の発表のペースを確認することができるので,
スライドの時間間隔を把握しながら発表できてオススメです.

2.座長に挨拶をしておく

発表の練習をすれば,残る不安要素は質疑応答だと思います.

こればかりは自分の研究や関連研究について
しっかりと把握する以外対策がないと思いますが,
座長に事前に挨拶をしておくと精神的に少し楽になります.

セッションの合間の休憩中が挨拶のチャンスで,
「プレゼンのテストをさせていただいてよろしいでしょうか」
と座長に一言かけ,
「質疑応答の際にはよろしくお願い申し上げます」
と言っておけば,優しく質問をしてくれると思います……,多分.

3.懇親会に積極的に出る

もし,時間的・金銭的に余裕があればの話です.

私は人見知りをするタイプで,
よく知らない人とご飯へ行くのは苦痛に感じるのですが,
いざ参加すれば同世代の学生が多く,
アルコールが入った大人たちの中には学生のようになる方もいらっしゃるので,
最終的には楽しかったなと思えることが多いです.

また,似たような学会に参加すると,
参加者はオーバーラップするので,
懇親会で仲良くなっておけばまたどこか出会えたりします.

また,ここで座長の先生にビールをついでおけば完璧でしょう……,多分.


というところで今回の話は以上になります.
これから初めて学会に参加する方は実践してみてはいかがでしょうか.

それではさようなら.