紺ちゃんはいけないことをしてしまったのか
こんにちは.
私は週に数本の深夜アニメを観る習慣があるのですが,
昨日観た『うらら迷路帖』というアニメの八占(第8話)に気になることがあったので,
そのことについてお話します.
ネタバレを含むのでご注意ください
まずは,簡単な設定から.
このアニメは「うらら」と呼ばれる占い師の女の子達のお話です.
うららは神様の力を借りて占いをすることができます.
うららにはいくつかルールがあるのですが,
その中に神様について占っては(知ろうとしては)いけないというルールがあり,
もし占ってしまえばうららの力を失ってしまいます.
ストーリーは4人の見習いうららを中心に展開されていきます.
第8話は,女の子たちが泉に遊びに行くところから始まります.
※いわゆる水着回でした.
そんな中,1人の女の子「紺」が「いけないこと」を試してみたいと申し出ます.
「いけないこと」とは「泉中術」という占いのことでした.
これは泉の中に2人のうららが潜り,力を合わせて占いを行うというもので,
強力な力を使うことができるが,なんらかの危険が伴う占いのようです.
「千夜」と「紺」は2人の力を合わせて泉中術をやってみることにしました.
泉中術は成功したかのように思われましたが,ここで問題発生.
2人は泉の中でお化けに出会ってしまい,あわてた「紺」は溺れてしまいます.
※その後普通に助かります.
なんやかんやあって一行は泉から帰るのですが,
紺は泉の中で出会ったのはおばけではなくて神様で,
泉中術を通じて神様のことについて占ってしまったのではと心配になります.
そんな紺を心配した他の3人は紺を元気づけ,
最終的に紺が占いをできるかどうかを試して,無事成功.
紺はうららの掟を破ってない,めでたしめでたしと言うお話でした.
さて,前置きが長くなってしまいましたが,
私が気になったのは紺が占いをできるかどうかを確認したという部分です.
占いができるかどうかを確認=出会ったのが神様かどうかを確認
ということは間接的に神様について占いで調べようとしたことになります.
これはうららのルールに反するのではないかと疑問に思った次第です.
ストーリーでは,紺が見たのは神様じゃなかったからセーフという判定でしたが,
Q.これが神様ですか?
A.違います
という問答を繰り返せば,
いつかは神様を探り当てることができてしまうかもしれないので,
神様の判定は少しゆるいのではないでしょうか.
つまり,紺がお化けが神様かどうかを疑った時点で,
なんらかの占いを行えばうららのルールを破ってしまうことになるので,
結果がどうであれ占いを行うことはできなくなります.
うららとして詰みです.
と,なんやかんや申し上げましたが,
このアニメはそういう部分を気にしながら観るアニメではなく,
可愛い女の子のうららとしての日常を楽しむものなので,
はっきり言って紺ちゃんが掟を破ったのどうのはどうでもいいことです.
ちなみに私はノノちゃんが好きです.
以上です.